
免許証がない!
ちょい前の仕事帰りの出来事です。
その日、俺は飲み会の約束があって、車を走らせていました。
でも、だいぶ残業が長引いてしまったんで、ホントは行かない方がいいかなって思ってたんですよね。
道も込んでるし…
俺
「じゅ…
渋滞ですゥ~
この道は工事が多くてはギシギシなんですゥ」
先輩
「来い」
俺
「こ…
来いと言われてもこれでは進めません…」
先輩
「歩道が広いではないか…
来い」
俺
「ほ
歩道~~?
街に遊びに出てきた人があふれていますよォォォ」
先輩
「関係ない
来い」
俺
「は…
はいいィィィィィィィィ~~!!」
先輩の帰りのアレッシー…
じゃなかった、アッシーする約束もあったんで、絶対に行かなきゃあいけなかったんですよね。
俺
「ワハハハハハハハハハハハハハハハ――――ッ
こ…
ここまでやったんです!
わたしもお酒はッ!
このアッシー議員のわたしもお酒を飲ませてくれますよねェェェェ~~~~~ッ」
先輩
「だめだ」
当然、俺は飲めません!
俺
「わははははははははははは―――ッ!!
そ…そうか!
これは夢だッ! このアッシー議員のわしが飲めないわけがないッ!
夢だ!夢だ!バンザイーッ!」
そんなこんなで合流し、遅めの夕飯にありつきました。
もちろん烏龍茶ッ!
車だからねェ…
俺
「酒!
飲んではいられないッ!」
で、宴もたけなわ。
お開きとなりました。
途中参加で飲めず、挙句の果てにアッシーな俺は、先輩におごっていただきましたァン!
全額ッ!
イエ~イ
ファイン!
サンキュー!
俺は先輩を愛車の「銀の戦車 」ことフィットハイブリッドまでご案内!
ルンルン気分で駐車場代を払おうとしたところ…
俺
「いいトコだねェ――――ッ
アッシーロード
これから……
あいつ
送ってやらなきゃなああ~~~っ
『先輩』
飲みの席でふんぞり返って帰りの足が無いなんて気持ちが悪いけど
意外とあいつ…
心が真っ直ぐでいいヤツだったな
結構一緒にいて面白えし…
育ちもよさそうだ………
もしまた一緒に飯や遊びに行く機会が来たら…
駅前の広島風お好み焼きでもオゴってやるかァァ~~~~
小遣いはたっぷりある
ウヘヘッ」
パカッ
(カバンを開く音)
カサッ
カサカサ
(銀杏の葉の音)
カサ
カサ
カサ
カサ
俺
「あれっ?
!?
なっ!?
なんで?
何?
は…
『葉っぱ』……
えっ
カ…
カネは!?
カネはどこだ!?
た…確かに見たッ!
仕事中に金の出入りがあったからサイフは見た!
無いッ!!」
サイフが無いッ!
カバンの中にも、ポケットの中にも…
確か、カバンに突っ込んだと思ったのに…
これじゃあ駐車場代は払えません…
それどころか、免許証不携帯になってしまいます。
犯罪です。
代わりに先輩が運転したら、飲酒運転になっちゃいます。
ウダウダやってても駐車場代がかさむだけなんで、とりあえず先輩を送り、自宅に向かいました。
駐車場代は先輩に出してもらいました。
度々、アリガトゴザイマ――――ス!
あるとすればカバンの奥底か、会社の机か…
それとも、落としてしまったか。
飲み会ではおごってもらったからサイフ出してないんで、どのタイミングで落としたかはサッパリです。
店から駐車場までも遠かったんで、
俺
「う…
うーむ
え
えーと
サイフを…
落として…
…えーと
どこかなあ~~」
なァ~んて探しまわってたら、日が昇っちゃいます!
んで、自宅に到着ッ!
憂鬱な気持ちで車のドアを開けると…
俺
「あった!」
読者
「…………
あったのォォ~~~~~~~~~~?」
あったよォォ――――ッ!!
車内のルームランプで照らされ、助手席の床に落ちたサイフを発見ッ!
…おそらく、サイフをカバンに突っ込んで助手席に載っけてたら、なんかの拍子にカバンが倒れてサイフが飛び出してしまったのでしょう。
んで、ずゥ~っと助手席の床に。
先輩を送ってる最中は、ずゥ~っと先輩の足の下に。
…まあ、そんなこんなで免許証不携帯も飲酒運転もなく、一日を終えました。
犯罪者なんて一人もいません!
ただ、唯一被害者が。
先輩です。
飯も駐車場代も出して、免許証不携帯の共犯者にさせられかけたワケですからねェ~
次の機会では、先輩に損な役割をしてもらうワケにはいきません。
今度は立場逆転、お礼に俺がおごらせていただきますッ!
代わりに、アッシーお願いします!
その日、俺は飲み会の約束があって、車を走らせていました。
でも、だいぶ残業が長引いてしまったんで、ホントは行かない方がいいかなって思ってたんですよね。
道も込んでるし…
俺
「じゅ…
渋滞ですゥ~
この道は工事が多くてはギシギシなんですゥ」
先輩
「来い」
俺
「こ…
来いと言われてもこれでは進めません…」
先輩
「歩道が広いではないか…
来い」
俺
「ほ
歩道~~?
街に遊びに出てきた人があふれていますよォォォ」
先輩
「関係ない
来い」
俺
「は…
はいいィィィィィィィィ~~!!」
先輩の帰りのアレッシー…
じゃなかった、アッシーする約束もあったんで、絶対に行かなきゃあいけなかったんですよね。
俺
「ワハハハハハハハハハハハハハハハ――――ッ
こ…
ここまでやったんです!
わたしもお酒はッ!
このアッシー議員のわたしもお酒を飲ませてくれますよねェェェェ~~~~~ッ」
先輩
「だめだ」
当然、俺は飲めません!
俺
「わははははははははははは―――ッ!!
そ…そうか!
これは夢だッ! このアッシー議員のわしが飲めないわけがないッ!
夢だ!夢だ!バンザイーッ!」
そんなこんなで合流し、遅めの夕飯にありつきました。
もちろん烏龍茶ッ!
車だからねェ…
俺
「酒!
飲んではいられないッ!」
で、宴もたけなわ。
お開きとなりました。
途中参加で飲めず、挙句の果てにアッシーな俺は、先輩におごっていただきましたァン!
全額ッ!
イエ~イ

ファイン!
サンキュー!
俺は先輩を愛車の「
ルンルン気分で駐車場代を払おうとしたところ…
俺
「いいトコだねェ――――ッ
アッシーロード
これから……
あいつ
送ってやらなきゃなああ~~~っ
『先輩』
飲みの席でふんぞり返って帰りの足が無いなんて気持ちが悪いけど
意外とあいつ…
心が真っ直ぐでいいヤツだったな
結構一緒にいて面白えし…
育ちもよさそうだ………
もしまた一緒に飯や遊びに行く機会が来たら…
駅前の広島風お好み焼きでもオゴってやるかァァ~~~~
小遣いはたっぷりある
ウヘヘッ」
パカッ
(カバンを開く音)
カサッ
カサカサ
(銀杏の葉の音)
カサ
カサ
カサ
カサ
俺
「あれっ?
!?
なっ!?
なんで?
何?
は…
『葉っぱ』……
えっ
カ…
カネは!?
カネはどこだ!?
た…確かに見たッ!
仕事中に金の出入りがあったからサイフは見た!
無いッ!!」
サイフが無いッ!
カバンの中にも、ポケットの中にも…
確か、カバンに突っ込んだと思ったのに…
これじゃあ駐車場代は払えません…
それどころか、免許証不携帯になってしまいます。
犯罪です。
代わりに先輩が運転したら、飲酒運転になっちゃいます。
ウダウダやってても駐車場代がかさむだけなんで、とりあえず先輩を送り、自宅に向かいました。
駐車場代は先輩に出してもらいました。
度々、アリガトゴザイマ――――ス!
あるとすればカバンの奥底か、会社の机か…
それとも、落としてしまったか。
飲み会ではおごってもらったからサイフ出してないんで、どのタイミングで落としたかはサッパリです。
店から駐車場までも遠かったんで、
俺
「う…
うーむ
え
えーと
サイフを…
落として…
…えーと
どこかなあ~~」
なァ~んて探しまわってたら、日が昇っちゃいます!
んで、自宅に到着ッ!
憂鬱な気持ちで車のドアを開けると…
俺
「あった!」
読者
「…………
あったのォォ~~~~~~~~~~?」
あったよォォ――――ッ!!
車内のルームランプで照らされ、助手席の床に落ちたサイフを発見ッ!
…おそらく、サイフをカバンに突っ込んで助手席に載っけてたら、なんかの拍子にカバンが倒れてサイフが飛び出してしまったのでしょう。
んで、ずゥ~っと助手席の床に。
先輩を送ってる最中は、ずゥ~っと先輩の足の下に。
…まあ、そんなこんなで免許証不携帯も飲酒運転もなく、一日を終えました。
犯罪者なんて一人もいません!
ただ、唯一被害者が。
先輩です。
飯も駐車場代も出して、免許証不携帯の共犯者にさせられかけたワケですからねェ~
次の機会では、先輩に損な役割をしてもらうワケにはいきません。
今度は立場逆転、お礼に俺がおごらせていただきますッ!
代わりに、アッシーお願いします!
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テーマ : ジョジョの奇妙な冒険
ジャンル : アニメ・コミック