
江戸川漕がん
10月19日(土)の出来事です。
普段はアウトドアなんてアウトオブ眼中な俺ですが、この時期にはとある外での恒例行事がウチにはあります。
そいつは…
伯父
「ダチ助………
これから「釣り 」に行く…
いっしょに来てくれ」
俺
「はあ~~っ?」
伯父
「………………」
俺
「ちょっ……
ちょっと待ってください!
伯父郎さん
イキナリ言うもんだから「金縛り」にあっちまいましたよ
今「釣り( 」って言ったんスか?
「フィッシング」ってまさか…それ
インターネット上で個人情報を引き出すフィッシング詐欺?スか?
オレけっこう詐欺被害者タイプだからなあ
そーゆーことやったことねーっスよ
できるのかなあ~~~」
伯父
「…………」
フィッシングッ!
詐欺でもなければ密漁でもありませんよ。
ハゼ釣りによく出かけてたんですよ。
もっとも、震災から行けなくなっていたもんで、ちょっと久しぶりのハゼ釣りになりました。
メンツは俺と父と父方の伯父さんの3人で、これがハゼ釣りのいつものメンツです。
いつもは茨城県の涸沼ってところに行ってたんですけど、今回はもっと近場の「江戸川」でハゼ釣りしてきました。
まあ、釣る対象が同じだし、そこまで大きな違いはないだろーと。
ところがギッチョン!
全然違いましたッ!
ハゼの大きさが全体的に小ぶりで、釣れた数も3人が6時間かけて31匹とかなり少なかったです。
まあ、そこは運や時期もあるんで、もし涸沼行ってたらもっと釣れたかどーかは別問題かもしれませんけどねェ…
それよりも、この江戸川での釣りで俺を苦しませたのは別の所にありました。
涸沼の時は釣りスポットには船頭さんに行きも帰りも移動してもらうんですけど、江戸川は自らオールで漕いで進みます。
俺、今までボートをオールをまともに漕いだ経験ってあったかどーか、微妙な感じでした。
そんな俺がオールを持ち、釣り終えたから岸へ戻ろうとしたところ…
俺
「………?
この家」
伯父
「ちょっと止まってよ
ダチロ
この場所!
さっきも通過しなかったか?」
俺
「……………
ここらへんの家なんてよー
どの家も似たような建て方ばっかだからな」
伯父
「みッ
見ろッ!
ダチロ
「沈没ボート」だぞッ!
ここは!
あの「沈没ボート」の場所だッ!
まずいぞ!!
ぼくら 通った川の場所を逆に戻って来てるッ!」
俺
「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい
どこで間違えた?
2分近くもロスしちまったぞ!
くそ!
あのカモメの野郎がさっき右へ飛んだからオレらもてっきり右と思い込んで
逆方向へ向かちまったんだ!
あいつ 疫病神だ!
なんてこった!
たかが31匹のハゼ釣っただけでこんな目にあうとは!
あいつ 絶対オレの幸運を吸いとる疫病神だ!」
もう釣りは終えたというのに、何故かなかなか陸に上がれないという…
俺
「戻るぞ!
この釣りスポットのルートをまっすぐ進み…
杭のつきあたりを左へ曲がる
もう1回つきあたりを左へ曲がり
…で
1本目を「右」へと
…………」
伯父
「…………」
俺
「どういう事だ
これはぁー?
あれ
同じ沈没ボートか?
さっきの沈没ボートか?
なんでまた ここに出る?
………………」
やっぱなかなか岸へ辿りつけないという…
俺
「くそ!
さらに2分のロスだぞ
急ごう
トータル4分だ
戻るだけで4分も無駄にした!
ハゼのヤツらの鮮度も落ちちまう」
ドン
俺
「なんだ これはぁあ~~~~~~~
考えられねえッ!
今戻ったルートは1回しか曲がってねーぞッ!!」
この奇妙な状況…
まあ、タネを明かせばなんてことはない。
漕ぎ進めたつもりが、川の流れと強風で押し戻されていました。
んで、しばらく頑張ってコツも分かってきて、やっと上陸できました。
上陸直後の俺の足取りがふらついていたのは、船揺れの感覚が残ってたからなのか、疲労困憊だったからなのかは定かじゃあありません。
そんなこんなで、漕ぐのに疲れた上に、釣果もイマイチで残念な釣りとなってしまいました。
ハゼ31匹は頭を落とし、衣をつけて二度揚げして調理したワケなんですけど、サイズが小さいから感覚としては夕食のメニューというよりかは三時のおやつ。
二度揚げしたサクサク感が何かに似てると思ったら、「かっぱえびせん」そっくりでした。
サイズも頭を落としたハゼなら「かっぱえびせん」より1周り2周り大きい程度の差です。
ハゼとエビじゃあ味は違いますけど、魚介類ってとこは同じですしね。
でも31匹じゃあ「かっぱえびせん」一袋分もありません…
ただ、やっぱり釣れた時は楽しいし、美味しいんですよね。
なんだかんだでハゼ釣りは、「やめられない、とまらない」かも。
普段はアウトドアなんてアウトオブ眼中な俺ですが、この時期にはとある外での恒例行事がウチにはあります。
そいつは…
伯父
「ダチ助………
これから「
いっしょに来てくれ」
俺
「はあ~~っ?」
伯父
「………………」
俺
「ちょっ……
ちょっと待ってください!
伯父郎さん
イキナリ言うもんだから「金縛り」にあっちまいましたよ
今「
「フィッシング」ってまさか…それ
インターネット上で個人情報を引き出すフィッシング詐欺?スか?
オレけっこう詐欺被害者タイプだからなあ
そーゆーことやったことねーっスよ
できるのかなあ~~~」
伯父
「…………」
フィッシングッ!
詐欺でもなければ密漁でもありませんよ。
ハゼ釣りによく出かけてたんですよ。
もっとも、震災から行けなくなっていたもんで、ちょっと久しぶりのハゼ釣りになりました。
メンツは俺と父と父方の伯父さんの3人で、これがハゼ釣りのいつものメンツです。
いつもは茨城県の涸沼ってところに行ってたんですけど、今回はもっと近場の「江戸川」でハゼ釣りしてきました。
まあ、釣る対象が同じだし、そこまで大きな違いはないだろーと。
ところがギッチョン!
全然違いましたッ!
ハゼの大きさが全体的に小ぶりで、釣れた数も3人が6時間かけて31匹とかなり少なかったです。
まあ、そこは運や時期もあるんで、もし涸沼行ってたらもっと釣れたかどーかは別問題かもしれませんけどねェ…
それよりも、この江戸川での釣りで俺を苦しませたのは別の所にありました。
涸沼の時は釣りスポットには船頭さんに行きも帰りも移動してもらうんですけど、江戸川は自らオールで漕いで進みます。
俺、今までボートをオールをまともに漕いだ経験ってあったかどーか、微妙な感じでした。
そんな俺がオールを持ち、釣り終えたから岸へ戻ろうとしたところ…
俺
「………?
この家」
伯父
「ちょっと止まってよ
ダチロ
この場所!
さっきも通過しなかったか?」
俺
「……………
ここらへんの家なんてよー
どの家も似たような建て方ばっかだからな」
伯父
「みッ
見ろッ!
ダチロ
「沈没ボート」だぞッ!
ここは!
あの「沈没ボート」の場所だッ!
まずいぞ!!
ぼくら 通った川の場所を逆に戻って来てるッ!」
俺
「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい
どこで間違えた?
2分近くもロスしちまったぞ!
くそ!
あのカモメの野郎がさっき右へ飛んだからオレらもてっきり右と思い込んで
逆方向へ向かちまったんだ!
あいつ 疫病神だ!
なんてこった!
たかが31匹のハゼ釣っただけでこんな目にあうとは!
あいつ 絶対オレの幸運を吸いとる疫病神だ!」
もう釣りは終えたというのに、何故かなかなか陸に上がれないという…
俺
「戻るぞ!
この釣りスポットのルートをまっすぐ進み…
杭のつきあたりを左へ曲がる
もう1回つきあたりを左へ曲がり
…で
1本目を「右」へと
…………」
伯父
「…………」
俺
「どういう事だ
これはぁー?
あれ
同じ沈没ボートか?
さっきの沈没ボートか?
なんでまた ここに出る?
………………」
やっぱなかなか岸へ辿りつけないという…
俺
「くそ!
さらに2分のロスだぞ
急ごう
トータル4分だ
戻るだけで4分も無駄にした!
ハゼのヤツらの鮮度も落ちちまう」
ドン
俺
「なんだ これはぁあ~~~~~~~
考えられねえッ!
今戻ったルートは1回しか曲がってねーぞッ!!」
この奇妙な状況…
まあ、タネを明かせばなんてことはない。
漕ぎ進めたつもりが、川の流れと強風で押し戻されていました。
んで、しばらく頑張ってコツも分かってきて、やっと上陸できました。
上陸直後の俺の足取りがふらついていたのは、船揺れの感覚が残ってたからなのか、疲労困憊だったからなのかは定かじゃあありません。
そんなこんなで、漕ぐのに疲れた上に、釣果もイマイチで残念な釣りとなってしまいました。
ハゼ31匹は頭を落とし、衣をつけて二度揚げして調理したワケなんですけど、サイズが小さいから感覚としては夕食のメニューというよりかは三時のおやつ。
二度揚げしたサクサク感が何かに似てると思ったら、「かっぱえびせん」そっくりでした。
サイズも頭を落としたハゼなら「かっぱえびせん」より1周り2周り大きい程度の差です。
ハゼとエビじゃあ味は違いますけど、魚介類ってとこは同じですしね。
でも31匹じゃあ「かっぱえびせん」一袋分もありません…
ただ、やっぱり釣れた時は楽しいし、美味しいんですよね。
なんだかんだでハゼ釣りは、「やめられない、とまらない」かも。
- 関連記事
-
- B'oz (2013/12/15)
- 江戸川漕がん (2013/10/26)
- ヒザヒザヒザヒザヒザヒザヒザヒザヒザヒザ (2013/10/12)
スポンサーサイト
テーマ : ジョジョの奇妙な冒険
ジャンル : アニメ・コミック